導入実績

スマートコンバート 対応事例

株式会社decencia

株式会社decencia

事業概要:化粧品の製造・販売

スマートコンバート / マークアップ

スマホでブランドの世界観を表現、ウェブコンシャスでない顧客のブランドロイヤリティを向上させる

株式会社decencia

ポーラ・オルビスグループの敏感肌専門スキンケアブランド「ディセンシア」。2007年9月の創業時から年々固定ファンを増やしている。ECを中心とした通販のみで商品の販売をしている同社にとって、サイトのクオリティは最優先される課題。同社のスマートフォン専用サイトは〈スマートコンバート〉で構築された。重要な販売チャネルであるスマートフォンサイトへのこだわりを〈スマートコンバート〉を使ってどのように実現したのか、代表取締役社長の小林琢磨氏に伺った。

美しくなれる化粧品であることを、スマホサイトで表現したい

ディセンシア様1 代表取締役社長 小林 琢磨氏

同社の商品は「肌にトラブルがあるから」といったマイナスをゼロにするものではなく、「さらに美しくなれる」「気持ちが高揚する」「使用感が心地いい」とプラスの効用で積極的に支持される商品を目指している。また、今まで店頭で化粧品を買っていたユーザーにも、抵抗なくECサイトで購入してもらうためには、商品の品質だけでなく女性に好まれるブランドイメージが欠かせない。

主な購買層は、30代の働く女性。彼女たちはストレスや不規則になりがちな生活時間帯、習慣などから、肌にトラブルを覚えることが多い。特別にウェブコンシャスではないが、忙しい毎日の中で通販を使う人も多数いる。同社はそんなユーザー層に支持される商品とコンテンツを作り続けてきた。

スマホサイトを作るきっかけについて、代表取締役社長の小林琢磨氏は「2011年初頭はマスコミなどでスマホ元年と言われてはいましたが、データを見ても、実感値としても『まだまだ顧客層に浸透してない』と感じていました」と振り返る。「でも3月に入る頃には普及を日に日に確信するほど、周囲の顧客層がスマホを持ちはじめていきました」それまでは同社のECサイトはパソコンと携帯電話サイトしかなかったが、これをきっかけに急遽、スマホ対応を決断したという。

「実は、既存の携帯サイトではリッチなサイトが作れなかったため、ブランドの世界観をお客様に伝えるのが困難でした。しかし、スマホならパソコンサイトのクオリティを保つことができる。スマホサイトを作るにあたって、こんなイメージをお客様に伝えたい、使い勝手をよくしたいなど、やりたいことが後から後から出てきました」

ユーザビリティ・デザイン・コストを考慮し、スマホサイトに着手

ディセンシア様2

「スマートフォンのユーザーインターフェイスを最大限に活かし、携帯サイトでは実現できなかったブランドの世界観をいかに表現できるか。そしてコスト。これらを見比べながら、制作方法を検討していきました。既存のデータを流用せず、ゼロからサイトを制作すると莫大な費用が掛かってしまう。いつまで続くかわからない新しいデバイスの技術やトレンドへ大きな投資をするのはリスクが大きいと、経営的な判断もありました。〈スマートコンバート〉は携帯サイトよりリッチで、初期費用も抑えられる。良いとこ取りだったんです」と小林氏。他社と比較するとランニングコストが抑えられていたことも良かったと語る。

「企画を含めた制作期間は2ヶ月ほど。しかも私たちは当時、デバイスやシステムの知識が少ないスタートだったので、とても目まぐるしいスケジュールでした。最終的にはやりたいことを妥協せずに納得いくサイトをローンチすることができました。アイスリーデザインは技術が高くランニングコストも適正で、とても感謝しています」

アクセス数が急速にアップ!携帯サイトの売上の3倍、リピート率も良好

ディセンシア様3

スマホサイトがローンチしたのは2011年6月。他社の反応はどうだったのだろうか。小林氏は「完成後コスメ業界、ECサイト運営、Web業界など、色々な方からユーザビリティやデザインを褒めていただくことが多かったです。メディアで紹介されることもしばしばありました」と教えてくれた。

実は同社のスマホサイトには、高解像度のディスプレイで画像を美しく見せるために、大きなサイズのファイルが使われている。だが、読み込み速度が遅くなると、ストレスフルなサイトになってしまう。読み込みの負荷を抑えつつ、ブランドの世界観を表すデザインが表示できるよう、端末の機種や機能を鑑みながらバランスよく仕上げている。このような細かいディテールの積み重ねが高く評価されたようだ。

データにも成果は表れている。「アクセス数もうなぎ登りで、お客様に快適にご利用頂けている証拠だと思います。ローンチした年の11月には新規のお客様のスマホサイトでの購入機会が、携帯(フューチャーフォン)サイトの数を抜きました。スマートフォン限定のマーケティング施策をなにも行っていなかったのにも関わらず。それだけスマホで検索して、サイトに来ていただけていることを実感しました。2012年7月にはスマホサイトでの売上が、携帯(フューチャーフォン)サイトの売上の3倍に。しかもスマホサイトでのリピート率がとても高いのは嬉しい結果でした。今までパソコンからお買い上げいただいていたお客様も、スマホだけでお買い物を完結させることも増えてきました。アクセス数がまだ今後増えるのは必至の状況。だからこそスマホのユーザビリティや見せ方のクオリティ、またアクセス解析などのマーケティングリサーチもさらに向上させる予定です」と小林氏は未来を見つめる。

「アイスリーデザインはスマホの先端知識を持って対応できる会社。有益な情報を教わりながら、これからもユーザーエクスペリエンスを高めたいです」