導入実績

スマートコンバート 対応事例

マガシーク株式会社

マガシーク株式会社

事業概要:インターネットでの婦人・紳士服の販売

ディレクション / デザイン / スマートコンバート / マークアップ

ファッションECサイトとして、デザイン性の高いスマホサイトを構築
既にスマートフォンアクセスは全体の4割まで急激アップ!

マガシーク株式会社

「MAGASEEK」は、「雑誌(magazine)」で「探す(seek)」、つまり"雑誌で見た商品が、ネットですぐに買える"をコンセプトとして2000年にパソコン及びiモード公式サイトでスタートしたファッションECサイト。たちまち人気となり、伊藤忠商事繊維カンパニーの社内事業から起業し、急成長した。

〈スマートコンバート〉で「MAGASEEK」のスマートフォンサイトを構築した立役者、マーケティング部副部長石川森生氏、マーケティング部木村千尋氏、システム企画部副部長井上亮氏に話を伺った。

スマホのUIを活かし、デザイン性の高いサイトを構築。

マガシーク株式会社 石川森生氏 マーケティング部 副部長
石川森生氏

日本でも有数のファッションECサイトである同社が、スマートフォン専用サイトをオープンしたのはスマホ台頭の時流に合わせたタイミングの2012年5月。スピード感を重視する同社はASPによるスマートフォンサイトの構築を選択。

5月当初はコストやスケジュール重視でモバイル(携帯電話)サイトを変換する〈スマートコンバート〉ではない他社サービスを採用し、スマートフォンサイトが作られた。しかしモバイルサイトが元になっているため、スマートフォン独自のダイナミックなUIなどが実現できず、再構築することになり〈スマートコンバート〉に白羽の矢が立った

「アイスリーデザインは他社のアパレルサイトも手がけていて、実績が十分だったこともあり、〈スマートコンバート〉ならスマホらしいUIを生かしたサイトができると思い選びました」とマーケティング部副部長石川森生氏は説明する。

続けて、「作業の進捗管理や情報・課題の共有ができるBacklogでタスク管理ができていたこともあり、レベル感やスピード感を乖離させずに作業を進めることができた」と当時を振り返った。

マガシーク株式会社 井上亮氏 システム企画部 副部長
井上亮氏

システム企画部副部長井上亮氏は「スケジュール、コストの双方でバランスが取れていたと思います。ただ弊社もファッションECサイトとして理想も高く、スケジュールを優先するかデザインを優先するかで色々と意見があったのですが、結果的に全ての無理を聞いてもらい感謝しています」と語る。

アクセスの4割がスマートフォン。ユーザーは思いのままに使い分ける。

マガシーク株式会社 木村千尋氏 マーケティング部 木村千尋氏

 スマホサイト公開後、徐々にアクセス数が増え、2013年4月時点でアクセスの4割がスマートフォンからとなっている。同社はファッションEC業界の中で群を抜く存在。おのずと注目を集めるが故、目標へのハードルは高いことが次の言葉からよくわかる。

「PCサイト・スマホサイトのユーザーがそれぞれ全く異なるわけではなく、状況に応じてPCを使ったり、スマホから見たりと使い分けていると分析しています」(石川氏)
今後のブラッシュアップや方向性については、マーケティング部木村千尋氏が「デザインはまだまだブラッシュアップしたい。画像の大きさ、ボタンの位置などユーザビリティの高いデザインを探っていくつもりです。常に検証をしながらトライ&エラーで進めていくしかないですね」と、更なるユーザビリティの向上を目指していると語ってくれた。

システム企画の観点からは、「今後、スマートフォンサイトのアクセス数がパソコンサイトを抜く可能性も十分あります。弊社はシステムを自社開発することが多いので、スマホ普及の時流次第でスマートフォンサイトも自社で開発するかもしれません。そのフェーズに向けて経験値やナレッジをためることができたのもよかったですね」と井上氏は話す。

ドコモ傘下でスマホが大きな柱に。

マガシーク株式会社

同社は伊藤忠商事株式会社の連結子会社だったが、2013年にNTTドコモによるマガシーク株のTOB(株式公開買い付け)を受け、ドコモの傘下となった。ドコモは「コマース事業」を新事業領域の基軸の一つとしており、スマートフォンやタブレットからネットショッピングができるサービス「dショッピング」を2012年12月から開始している。「dショッピング」は、生活用品等を商材が中心だが、マガシークとの資本提携により、ファッションEC市場への事業拡大を進めると発表している。

「今期(平成26年3月期)、スマホは大きな柱となっています。元々マガシークは発足当初、iモードの公式サイトで、ドコモとの親和性が高い性質があります。マガシーク本サイトとドコモdショッピングの住み分けでは、ターゲットの違いからカニバリズム(自社競合)は起こらないと考えています。マガシークのターゲットは20~30代の若い女性。dショッピングは男性やお年寄りまで含むオールターゲットですから」(石川氏)

石川氏は「パソコンサイトは競合他社を意識していればよかったのですが、スマートフォンは「電池と時間の争奪戦」。わざわざ来訪してもらえるサイトでなければいけません。限られたパイでどのように顧客の関心をつかむか。コンテンツや商品など、多方向での計画と開発が求められますね」と今後の成長戦略を見据えた。