導入実績

スマートコンバート 対応事例

株式会社ニコンイメージングジャパン

株式会社ニコンイメージングジャパン

事業概要:カメラ等の販売、サービス

ディレクション / デザイン / スマートコンバート / マークアップ

カメラファンがスキマ時間に覗くスマホサイト。
商品イメージとスペックを訴求し、高額商品も好発進。

株式会社ニコンイメージングジャパン

言わずと知れた日本を代表するカメラ・光学機器メーカー、ニコン。その販売を受け持つのが、株式会社ニコンイメージングジャパンだ。
同社はカメラや双眼鏡など光学関連機器を扱うオンラインショップの運営をしている。また、ニコン製品を使う楽しみや、家族・友人との思い出を共有する喜びを伝えるなど、映像のある豊かな生活を顧客へ伝える役目を担っている。そのようなサイトのスマートフォンサイト運営とはどのように行っているのか。第三営業部eコマース課マネージャーの浅見舞氏と、尾﨑由佳氏に話を伺った。

初の携帯電話対応で、スマートフォンサイト立ち上げ

株式会社ニコンイメージングジャパン 浅見舞氏 eコマース課 マネージャー
浅見舞氏

ニコン直営のオンラインショップ「ニコンダイレクト」を手がける同社が、スマートフォン専用のサイトを立ち上げたのは2012年8月。「2010年頃からスマートフォンサイト構築は検討されていましたが、運用面やコスト面での懸念があり、またデバイスの過渡期で何をどこまで対応すべきかというところも迷いがあり、なかなか取り掛かれませんでした」とeコマース課マネージャーの浅見舞氏は言う。

スクラッチ(既存のシステムなどを流用せずに、新規にゼロから開発すること)でスマートフォンサイトを作るのも難しく、またモバイルサイトを当初から作っていなかったため、モバイルからスマートフォンへサイトを変換するシステムも使えない。そこで選ばれたのがパソコンサイトをスマートフォン専用サイトに変換する〈スマートコンバート〉だった。

「サイトで最優先したのは、ブランディングを損ねないデザイン面。またスマートフォンサイトを作るのが初めてだったため、スマートフォン特有のUIや操作性。例えば、ボタンの大きさひとつとっても、経験値に基づいた専門家からのアドバイスがあると制作がスムーズだと考えました。またメインのウェブサイトの運営があるため、スマホサイトの保守管理ばかりに余分な負荷がかからないことも必要。細かいけれど、端末ごとの検証も自分たちでやるには煩雑で負担になることもお願いできるベンダーを探していました。もちろんコストと納期も考慮すべき。そこで、間に立っていた代理店から〈スマートコンバート〉を薦められました」と続けた。

ブランディングを損なわないデザインと、スペック表示のバランスを3か月で実現

株式会社ニコンイメージングジャパン 尾﨑由佳氏 eコマース課
尾﨑由佳氏

本格的にサイト構築が始まったのは2012年5月、それから紆余曲折を経て約3ヶ月でスマホサイトの公開に至った。

尾﨑由佳氏は、「目立つ部分としては、PCのオンラインショップでの商品画像の約6点を減らさず、見やすく表示すること。また購入までの画面遷移を少なくして煩わしさを軽減することなどが実現できました」と説明する。「でもすべてのスペックを載せると情報過多で見づらくなってしまうので、今後も改善を重ねる予定です。メインはあくまでパソコンサイトですが、スマートフォンサイトだけのコンテンツを作ることも検討していますし、それぞれ同じ位、大切な販売チャネルです」

「少しでも早く手に入れたい」ファン心理に応えるサイトへ

株式会社ニコンイメージングジャパン

「スマートフォンサイトの特徴は時間と場所を選ばないところ。メルマガを送ったあとにすぐアクセスが増えたり、毎年行っている元旦12時スタートのセールに例年以上のアクセスがあったりと、成果も徐々に出ています」と尾﨑氏はその効果について教えてくれた。

主なユーザーは30~40代の男性。通勤途中に閲覧したり、家族が集まっている時にパソコンに向かわずアクセスできたりと、ニーズを獲得しつつあるようだ。「ケーブルやバッグなどの小物類が売れると想定していたのですが、高額のカメラやレンズも売れています。」と購買効果について浅見氏。カメラファンは、期待の高い新商品を、現物を見ずとも予約して買う傾向があるという。一足早く、というファン心理にスマートフォンサイトはマッチしているようだ。

カメラは3ヶ月に1度など定期的に買う商材ではないため、何度もリピートして購買する顧客は少ない。でもニコン製品の品揃え、信頼性に秀でた同社のサイトは、カメラ本体はもちろん、アクセサリーなど関連商品などを少しずつ買い揃えたいカメラファンの目を引いている。