導入実績

スマートコンバート 対応事例

株式会社TSUTAYA.com

株式会社TSUTAYA.com

事業概要:DVD・CD・コミックのネット宅配レンタル事業、ネット通販事業、電子書籍販売事業、携帯電話向け音楽配信事業、映像配信事業、スマホSNSゲーム事業

ディレクション / デザイン / スマートコンバート / マークアップ

日本最大手のネットエンターテイメント会社が提供するネット通販TSUTAYA オンラインショッピングが目指すスマートフォンサイトのあり方

株式会社TSUTAYA.com

レンタルビデオ界の雄、株式会社TSUTAYA.comが手がけるネット通販TSUTAYA オンラインショッピングは、1999年12月より携帯電話向け通販サービスを開始している。2011年7月からはスマートフォンに最適化したサイトを立ち上げた。当時、大手数社がスマートフォン向けサイトを立ち上げており、同社もスマホサイト構築に乗り出した。事業部ITネット第2チームリーダー川越勲氏と、TSUTAYA ECサービス企画リーダー采女麻奈氏に、同社のスマートフォンサイト構築について話を伺った。

音楽・映像ソフト、書籍・雑誌販売実店舗で日本最大のTSUTAYA運営のECサイト。

株式会社TSUTAYA.com 采女麻奈氏 TSUTAYA EC サービス企画 リーダー
采女麻奈氏

TSUTAYA オンラインショッピングの前身であるTSUTAYAオンライン(現在はTSUTAYAのお店の情報サイト)はもともとクリック&モルタル(実店舗と電子商取引を行うオンライン上の店舗の双方を運営することで相乗効果を狙うビジネス手法)の戦略として99年に作られたサイト。モバイル初期には携帯電話会社3社の公式サイトだった。後に、TSUTAYAの実店舗は音楽・映像、ソフト、書籍・雑誌販売店としても日本最大手となり、その成長に比例するようにユーザーを増やし続けてきた。

「2011年当時、アマゾンなどの大手数社がスマートフォンサイトを立ち上げていた状況でした」とTSUTAYA ECサービス企画リーダー采女麻奈氏は振り返る。「アクセス解析をしたところ、スマートフォン経由が多いことがわかりました。当時スマホでパソコン用のページを見るにはいちいちスワイプをしなければいけないなど操作性が低く、弊社でも取り急ぎ対応を求められていました。せめて、まずはTOPぺージだけでも、と思い最適化に取り組みました」

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同社が優先ポイントとしていたのは、適切なイニシャルコスト、ランニングコスト、そして設計から実施までのスピードだった。スマホサイト公開後も改良を重ねればいい、という中で選ばれたのが〈スマートコンバート〉。「パソコンサイトのデータを流用してコンバータするので、納期が早くスムーズにサイト構築ができる判断でした」と話す。

スマホサイト公開直後はスマートフォンサイトの存在を顧客に知られていなかったためPV数は少なかったが、1年かけて顧客の認知も進んだ。2013年4月時点で、PV数の比率はパソコン55%、スマートフォン25%、モバイル(ガラケー)20%と、その規模は徐々に増加している。

「社内のIT担当がチームに入らず、事業部とベンダーが組んでプロジェクトを進めたため、意図の取り違いがなくスムーズに伝わり、意思疎通と作業スピードが早く進んだのは助かりました」と、事業部ITネット第2チームリーダー川越勲氏はプロジェクトを評価した。

直感的に探しやすく、買いやすいサイトを目指したスマートフォンサイト

株式会社TSUTAYA.com 川越勲氏 事業部 ITネット第2チーム
リーダー 川越勲氏

TSUTAYA オンラインショッピングのスマートフォンサイトの売れ筋は音楽CDだ。iPod touchやiPhoneを使うユーザーは機器に音楽を入れていることが多く、そのユーザーがCDを購入することが多いという。

「外出先やTV視聴中などにCDを買うことが多いため、まとめ買い需要は少なく、客単価は決して高くありません。そのため、サイト構築する際に回遊性を高めてたくさんお買い物をしていただくことを目標にしました。当初の一人当たりPV数が、ブラッシュアップを重ね、現在では4倍ほどに増えました」と采女氏はその効果について教えてくれた。

「デザインは、各カテゴリーのナビゲーションやトップ画面のフッターなどで商品を探しやすくしています。パソコンサイトより直感的にわかりやすくを目指しました。TSUTAYAのブランドカラーのブルーを基調に色味の過多を抑え、商品を見やすくしています。またタイトルも途中で区切るなど文字数を抑えています。UIもタップしやすく、スワイプしなくても操作できるようにと、ユーザーフレンドリーに仕上げています」(川越氏)

また、CD発売日は毎週水曜日で、人気アーティストの新譜が出る際にはアクセスが普段より多くなることもあるが、スマートフォンサイトを含め、サーバーがダウンしたことは一度もない、とその安定性についても語ってくれた。

タブレットへ対応開始。よりユーザビリティの高いサイトへ成長。

株式会社TSUTAYA.com

 今後、同社はタブレット専用サイトの公開を予定(2013年4月現在)している。「Nexus 7が発売された時期から、タブレットからのアクセスが増えていて、まだそれだけ普及するかタイミングを見極めながら対応する計画です。文字を適切な大きさにし、検索結果がタイル上に表示されるなど、より見やすさを図っていきます。」

またTSUTAYA.comのグループ会社であるTポイント・ジャパンは更なる市場創造・顧客創出戦略として、TポイントとYahoo!ポイントの連携を始める。会員数約4500万人(2013年4月現在)のTポイントと、1か月あたり約5,100万人のユニークカスタマー数を持つYahoo!。その各基盤を生かし、ネット上のオンラインからオフライン、つまりリアルな店舗やサービスへユーザーを誘導する日本最大級のO2O(Online to Offline)市場を誕生させるなど、成長戦略を進めている。

「今後も携帯キャリア決済(買い物の金を携帯電話やスマートフォンの利用料金とまとめて携帯電話会社に支払うサービス)など、利便性を高めていくことも検討中です。カード決済だと、高校生など買い物できない方もいらっしゃいます。そしてネット宅配DVD/CDレンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」、ネット映像配信サービス「TSUTAYA TV」、電子書籍配信サービス「TSUTAYA.com eBOOKs」など、各事業との融合をしながら、今まで以上にベネフィットの高いサービスを提供したいと考えています」(采女氏)

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